こういう記事は毎年見てるよね…↓
男女平等度、日本またG7最下位 1位は10年連続同じ
朝日新聞デジタル 12/18(火)
世界の政財界の指導者が集うダボス会議の主催で知られる世界経済フォーラム(WEF)が18日に発表した2018年の男女格差(ジェンダーギャップ)報告書によると、男女平等度で日本は149カ国中110位だった。昨年の114位から3年ぶりに順位を上げたが、主要7カ国(G7)では引き続き、最下位だった。1位はアイスランドで「男女平等の最も進んだ国」の地位を10年連続で保った。
報告書は経済、教育、健康、政治の4分野14項目でどれだけ格差が縮まったかを指数化し、国別に順位をつける。100%を完全な平等とすると、今回、世界の格差は平均で68・0%。日本は前年の65・7%から66・2%に改善した。
日本は、女性の国会議員数が依然として少ないことが響き、女性の意思決定への参加をはかる政治分野で、前年の123位から二つ順位を下げた。経済分野では、労働人口における女性の比率や男女間の所得格差などすべての項目で指数は改善されたものの、調査対象の国が増えた影響もあって、順位は前年の114位から三つ下がった。
(なんか、もう、毎年おんなじことの繰り返しで「見飽きた感じ」がしないでもない…)
こういう記事が載るのは、載せる側が「こんなんじゃアカンやろ」という趣旨で載せてて
きっとそれを読者にも伝えたいと思ってるから…で
こういう記事を読むたびにぼくも「こんなんじゃアカンやろ」…と憤慨すると同時に
日本のいつもの定位置に呆れてるんだけども
ぼくは最近、ようやく気がついた…
この国の為政者(≒自公の連中)たちがそもそも「男女平等なんか目指してない」ってことを…
そうやねん…(って、ここからいきなり大阪弁かい!)
あいつら、絶対、「男女平等なんか目指してへん」で…
なんか、海外から批判されるから…という消極的非自主的動機で
(啓蒙活動を含めて)なんかやってるフリ…はしてるけど
頭の中では「何が男女平等やねん」…って思ってんで
(そやから、順位がほとんど変わらへんねん…)
そんでもって、それは為政者だけ…って話でもなく
男女差別がそのまま残ってたら得する…と思ってる実利系の人とか
(→それは比較的若年男性に多い)
もっと露骨に「女性を差別できて当たり前」だと思ってる化石系の人とか、
(→それは比較的高齢男性に多い)
そういう人が少なくないから、
日本の社会の「男女差別」がなくならへん…ということになってんねん
(ついでに言うとくと、こういう層が安倍内閣の支持層と重なるねん)
っていうか、この国の為政者たちは「差別はアカン」という「超基本的原則」が
どうしても理解できない・受け入れられない…感じがして仕方ないねん
(→麻生くんなんか見てたら、そんな感じするよね?)
「差別はアカン」…
そんな基本中の基本がわからん…という人が政治やってるから
平気で外国(の人)を差別すんねん…
(一方で、特定の国にはこれ以上ないくらいに媚びるねん…)
差別はアカン…
それは人権保護の出発点と言うべき基本原則で
それがわからん…ということは「人権(概念)そのものがわからん」ということであって
そんな人が政治をやってたら、男女平等ランキングが上がるわけない…
(だって、最初から上げるつもりないし…)
というのは当然過ぎる帰結やったんやわ
それにしてもや、
差別はアカン…ということから「教えないといけない為政者」って
どんな為政者やねん…と呆れんねんけど、
そんな為政者を選んでお終い…な有権者かておんなじように呆れるよな…