2017年10月

「任侠維新組」続編…組長はまだアイツだ

え〜、大阪維新の会が「任侠モノ」が集まってできた組…やなかった、政党である…ということは

すでに、創設者である橋下徹くんが自慢してはるので、その通りなんでしょう

(あの人、ウソが得意なんやけど、ときどきホンマのことも言うみたいね…)


そして、維新の会は大阪維新の会であろうが日本維新の会であろうが(その構成員は)よう似たもん…で

地域政党たる大阪維新の会と国政政党である日本維新の会を分けて考える必要もないので

もう、両方まとめて話しますけど

ぼくは、彼らのやることなすことを見ていて、あれは「(中年)ヤンキーの会」やな…と感じてたところが

その実態はぼくの形容を遥かにしのぐ「任侠団体」だった…ということで、

これからはそういう団体なんだな…と認識すると同時に、

維新の会のことは、その実態に即して「任侠維新組」と呼称することにします

(だって、創設者がそない自慢してんだから、文句はないよね?)


で、そういう団体だから、その組織内部では上意下達が徹底し、幹部への批判は許さない…という

「鉄の結束」というか「任侠モノ」の結束を守ってる結果、こないなるのも当然なのだ↓

p【 知ってた速報 】q・ω・)


(ひとさまのtweetより)

そんでもさ、橋下徹くんって、確か、政治家を引退して

任侠維新組とは関係のない「私人」(あるいは民間人)になったはず…なんだけど

今もって任侠維新組の誰もが徹くんに逆らえない…ってことは

実質的な組長はまだ徹くんがやってるわけだよね?

(ちなみに、徹くんは自分で起こした騒動の末に、日本維新の会の法律顧問を辞任…しながら
 すかさず、大阪維新の会の法律顧問に就任してるので、
 これからも任侠維新組の「実質的な組長」として君臨するつもりなんでしょう)


いや、それにしても…

あの上西小百合の場合は、上西自身が国会議員として批判を受ける振る舞いをした…ということがあったけど

今回の場合には、選挙での敗北を受けて、衆院選挙の総括と代表選挙を求めた…という、

至極まっとうな意見を表明しただけの国会議員を、自称「私人」であるはずの橋下が罵倒し

その罵倒に現組長の松井も同調する…一方で、

任侠維新組の構成員が誰も橋下や松井の姿勢に疑問を呈することさえできないで沈黙してる…というのは

いったい、どこの国の独裁政党やねん…というよりも、

いったい、どこの暴力団やねん…とゆうた方がよいでしょう

(→だから、それが「任侠維新組」だってのよ…)


ちなみに、任侠維新組の現最高幹部はこの二人なんですけど…↓

この二人、どこから見ても政治家には見えませんわね…

(そやかて、めっちゃ怖そうなオッサンやんけ、二人とも…)


ところで、ぼくがたびたび「選挙での敗北を受けて、衆院選挙の総括と代表選挙を求めた…という、

至極まっとうな意見を表明しただけ」だと書いてるので、

なんだか、この意見を表明した国会議員が「まともな人」であると誤解されても困るので

ここでちゃんと書いておきますと、この国会議員は丸山穂高という人物で…↓

このままだと丸山の「株」が上がるかも知れないのでここで丸山穂高についておさらいなw

酔った勢いで一般人に噛みつき返り討ち
大阪維新の丸山議員 http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160106/Hazardlab_12017.html

維新の丸山穂高議員、共謀罪成立直後に笑顔

http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/159.html
(ひとさまのtweetより)

丸山穂高は、すでに「国会の噛み付き男」として有名をはせ、

自民党員でもないし法務委員会の委員でもなかったのに、

共謀罪の衆院法務委員会強行採決の口火を切ったばかりか、

共謀罪が委員会で強行採決された後に満面の笑みを浮かべてた…

という、もう、どうしようもないヤツでありまして…

悪魔が妖怪につかまったら、人間としては共倒れを望むだけだ(フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト)
(ひとさまのtweetより)

アンタら、どっちもどっちやから、この際、共倒れしてくれへんか?…というのが僕からのお願いです…


ちなみに、橋下徹くんは丸山に対して「金で公認を得ている」とまで言った…ところが

その後、「こりゃ、名誉毀損になるな」と思ったのか、はたまた

「弁護士会に懲戒請求出されたらマズいな」と思ったのかは知らないけど、その後に

「金で公認を得ているという表現は僕の言い過ぎでした。
 丸山さん、訂正とともにお詫び申し上げます。」

…と、徹くんの一番嫌いな「謝罪」をしてはるので、

徹くの(後先考えない)狼狽ぶり…を見てると、あの人の勢いも任侠維新組もこれまで…という他ありません

(こんなの、小池ゆり子への風がやんでしまった希望とええ勝負やで…)




※「金で公認を得ている」…というのは、橋下徹くん自身が訂正してますけど

任侠維新組では、「コネで公認を得ている」としか思えないような、

候補者選定もあったことを忘れてはいけません…↓

橋下さんに寄附金を出す後援会長の子息が大阪七区で日本維新の会の公認を得て出馬していたというのを知って思ったのですが「公認を金で得た」というのが当てはまるのは丸山さんじゃなくてその人の方ですよね。そして「公認を金で与えた」のは橋下さん、あなたじゃないですか?
(ひとさまのtweetより)


※任侠維新組は、ようやく、野党から野党扱いされなくなったようで、何よりです↓

維新が入ってないね。閣外協力という形の連立と考えた方がいいんでしょうな。

野党6党・会派、質問時間削減反対で一致
https://t.co/9B408Qvlyq
(ひとさまのtweetより)

(そやかて、任侠維新組は「野党の質問時間削減」に賛成しとるしな…)


ちなみに、任侠維新組は「責任野党」と自称しとりますけども

「責任野党」とは、「与党の一員なのに野党のフリして野党をかき回す責任を負う党」という意味として受け止めると

彼らの役回りが明確になると思います

だから、任侠維新組の構成員はここまで安部(自民)に媚びる…というわかりやすい例がこれ↓

ネトウヨ番組報道特注。こいつら、山口敬之を出演させ、復帰を試みるなんて普通じゃない。
セカンドレイプの共犯として覚えておこう。

(山口の隣で笑顔を浮かべてるのは、「任侠維新組の切り込み隊長」と言うのがピッタリな足立康史でっせ…)

21世紀にもなって…信じられへんやん、こんな話

いつまでこんなことをやってるのか…としか言えないけど、まだホントにやってるんだ…

<損賠訴訟>「髪染め強要で不登校」高3、大阪府を提訴(毎日:10/27)

 ◇「頭髪生まれつき茶色」

 頭髪が生まれつき茶色いのに、学校から黒く染めるよう強要され精神的苦痛を受けたとして、大阪府羽曳野市の府立懐風館高校3年の女子生徒が約220万円の損害賠償を府に求める訴えを大阪地裁に起こした。27日に第1回口頭弁論があり、府側は請求棄却を求めた。生徒は昨年9月から不登校になっており、「指導の名の下に行われたいじめだ」と訴えている。

 訴状などによると、生徒は2015年4月に入学。中学時代に黒染めを強要されて嫌な思いをしたため、母親は「高校では同じことがないよう配慮してほしい」と伝えていた。

 しかし、学校側は生徒の入学後、1、2週間ごとに黒染めを指導し、2年の2学期からは4日ごとに指導。度重なる染色で生徒の頭皮はかぶれ、髪はぼろぼろになった。教諭から「母子家庭だから茶髪にしているのか」と中傷されたり、指導の際に過呼吸で倒れ、救急車で運ばれたりしたこともあった。文化祭や修学旅行には茶髪を理由に参加させてもらえなかった。

 生徒は昨年9月、教諭から「黒染めしないなら学校に来る必要はない」と言われ、それ以降は登校していない。高校は今年4月、生徒の名前を名簿から削除。他の生徒や保護者には、退学したと虚偽の説明をしたという。

 学校側は生徒の代理人弁護士に「たとえ金髪の外国人留学生でも規則で黒染めさせることになる」と説明している。

 府教委高等学校課と同校は取材に、「係争中なので答えられない」と話している。【遠藤浩二】

 ◇地毛登録制度導入の学校も

 複数の大阪府立高校では、頭髪が生まれつき茶色い生徒に誤った指導をしないように、「地毛登録」と称する制度を導入している。登録自体を問題視する声もあるが、府教委は「導入は各校に任せており、実態は把握していない」としている。

 ある府立高では、約10年前から制度を始めた。地毛が茶色い生徒は入学時に色合いを計測し、数値化して登録し、色の変化がなければ指導しないという。1学年に10人ほど登録する生徒がおり、校長は「生徒の人権を守るためにも制度を続けている」と話す。

 訴訟を起こした女子生徒の母親は入学時、「地毛登録制度があるなら申請したい」と訴えたが、懐風館高校は導入していなかった。

 東京都でも、都立高校の一部が「地毛証明書」を提出させ、頭髪の色が生まれつきかどうかを確認している。幼少期の写真を求める学校もあるといい、都教委は7月、「届け出が任意であることを、生徒保護者に明確に伝える」ことを全191校に通知した。

この記事のなかにはいろんな問題が詰まってて、何から書いていけばいいのかわからんぐらいです


まず、この記事のなかには「地毛登録制度」という奇怪な仕組みのことも出てきてますけど

ぼくは、なぜに高校生は「黒髪でなければならない」のか…が、そもそもわかりません

なぜなら、基本的に、人間が自分の身体をどないするか…は、「自己決定権」の範囲に属する話なので

そんなこと「その人が好きに決めたらよろしいがな」という話であって

他者が口出しできるもんではない…というか、口出しすべきもんではないと思うからです


でも、人間の身体には「他者に見られる部分」もあるところ

その部分については「他者の身体が目に入る者が介入する権利がある」…という意見があって

高校生の黒髪校則なんかは、そういう趣旨で定められてると思いますが

ここで、高校生に「黒髪」を強制できる…とする側は、結局のところ、

人の身体に関しての自己決定権よりも、「他者(=規制する側)の受ける印象が優先する」と考えてるだけ…です


つまり、この立場を思いっきり単純に言えば、

「アンタの自己決定権よりこちらの印象(≒心情)が優先するのよ」と言ってるだけ…でありまして

これほど自己中心的な立場もない…と、ぼくは思うのです


もちろん、高校生の身体に関しては、

「精神的に未成熟な高校生のために、大人がいろいろ考えてあげなければいけない…」という、

いわゆる「パターナリズム」に基づく配慮も必要だ…という意見もあるでしょうし

(高校の)校則なんてもんは、この「パターナリズムを根拠にした規則集」とも言えるでしょう


しかしながら、パターナリズムが正当化できる余地は「それによって保護される者の利益」でしかないところ

上記の記事の場合には、本来、パターナリズムによって保護されるべき「高校生の利益」が、

明らかに侵害されてる…のだから、これは「パターナリズム」を認める立場に立ったとしても

到底正当化できないものです


もともと、黒髪校則の趣旨は、

(ぼくはよくわからんのだけども)黒髪を他の色に染めると非行につながる…とか

学校の雰囲気が悪くなる…とか、学校の評判が悪くなる…とか

そういう口実からだと思うんですけど、ここで大事なのは、

もともとの黒髪を「他の色に染める」という行為に「非行性」を見出してる…はずなんです


とすると、もともと髪の色が黒くない生徒にまで「黒髪に染める」ことを強制する…というのは

彼ら「黒髪強制派」の立場にたっても肯定できないはず…だし、何より許せないのは

「アナタの生まれ持った身体的特徴は(社会的に)容認できない」という烙印を勝手に押した上で

勉強の機会や学校行事参加の機会まで奪う…という、

「学習権そのものを奪う…という明らかな人権侵害」+

「人の身体的属性に対する偏見に基づく人格攻撃」をしているところでありまして

これは「悪意」の発露としか思えないのであります

(言うとくけど、こんなこと、パターナリズムで正当化でけへんで…)


学校がここまで頑なに一人の生徒を攻撃し排除する…というのは

もはや「病的」でさえあると思うところですが、

彼ら学校側が、この生徒の生まれつきの茶色い髪を黒髪に染めさせることで「守ろうとしているもの」は

結局、「学校の評判」という、「彼らの利益」でありこそすれ

「黒髪を強制される生徒の利益」ではないことははっきりしているわけで

これはいかなる意味においても正当化できるものではありません

(…なんてこと、言うまでもないよね?)





※この学校は、あろうことか、生徒の代理人弁護士に

「たとえ金髪の外国人留学生でも規則で黒染めさせることになる」と説明している…とのことですが

もし、そんなことを強制するならば、人種差別として国際的な大問題になるでしょう


また、茶髪禁止(≒黒髪以外禁止)という決まりがあるくらいだから

この高校には「パーマ禁止」(≒ストレートヘア以外禁止)という決まりごともセットであると思うところ

もし、生まれつきアフロヘアの外国人生徒が留学してきたとして

そのアフロヘアをストレートにするよう強制するならば

これまた、人種差別として国際的な大問題に発展することでしょう

(もちろん、天然パーマの人は外国人には限らないのだけどね…)


このように、「生まれ持った身体的特徴(属性)を否定すること」は、差別そのもの…でありまして

このような説明をしている学校は、もはや、教育機関としては極めて不適格なところであり

かかる指導をしてきた教員は「指導不適格教員」として、

人権教育の講習からやり直すべきでありましょう





※「生まれつきの髪の毛の色を他の色に変えるように強制すること」は

法務省も認める「人権侵害」ですので、この件に関する答えはとうに出ております↓

高校などで地毛が茶色いから黒染めを強要されている人は、法務省の「子どもの人権110番」に相談して。私も長男のとき相談したら黒染め強要は「人権侵害にあたり、教育委員会に話をして。それでもダメなら法務省が調査する」といってもらえました。 子どもの人権110番→http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html
(ひとさまのtweetより)



※「黒髪の強制+生まれつき茶髪の生徒への黒髪強制」が

「なんでそんなことすんのか、ワケわからんがな…」と報じる海外のメディアもこんなにある↓

生まれつき頭髪が茶色の高3女子生徒に対し黒く染めるよう強要し、不登校にまで追い込んだ高校、提訴された大阪府。モラル云々依然に、もはや意味がわからない次元の話として世界中で報じられている。日本の学校当局は時代錯誤の甚だしい価値観を子どもに押し付け、傷付けているということを知るべき。


(ひとさまのtweetより)

つい最近、サウジアラビアという国で「女性の自動車運転解禁」という、

ある意味、「ワケのわからんニュース」があったところですが

日本の「黒髪校則+生まれつきの茶髪でも黒髪染め強制」は、

サウジのニュースと負けず劣らずの「ワケわからんさ」だと思います

選挙が終わったので…

選挙が終わったので…というか、選挙に勝ったので、

これからはやりたいようにやらせてもらいます

だって、国民の皆さんだって、まさか、わが党が「選挙のときに言うこと」が「本気」だなんて

思ってはいないでしょう


ええ、わが党は選挙に際しては

「やりたくないこと」や「まったくやる気のないこと」でもなんでも言っちゃうんですよ

(あるいは、「正直に言っちゃマズいこと」は言わないんですよ)

で、選挙が終わったら…というか、選挙に勝ったら、そのときにはようやく

「やりたいこと」を言える…という運びになってるわけで

わが党は選挙をずっとそのようにして戦ってきたんだから

国民のみなさんだって、今さら「騙された」なんていう資格はありませんよ

(だって、それを承知でわが党に一票を投じてくれたわけでしょ?)


…ということで、今回もまた、選挙が終わったので好きにやらせてもらいます

そういえば、選挙の時には「この国を守り抜く」っていうキャッチフレーズでいきましたけど

これからは「自民党のでんでん総裁を守り抜く」の精神でいかせてもらいますね

(…っていうか、それは選挙が始まる前からそうだったけどね…)


なので、今年はもう、臨時国会は開きません

えっ? 6月末に野党から開催要求があったのに、結局、開かないのかって?

いえいえ、わが内閣はその後、ちゃんと臨時国会を召集しましたよ

えっ? 冒頭で解散したから、あんなの臨時国会を開催したことにはならないって?

それはアナタの解釈であって、わが党とわが内閣の解釈じゃありませんよ

(言っときますけど、憲法解釈はわが党とわが内閣の専権事項ですよ…)


でも、さすがに衆院解散後の首班指名のための特別国会は召集しないといけないから

来月1日に召集するつもりです

ちなみに、そのスケジュールはというと、こうなってます…↓

特別国会

1日 開会
2日 総理指名
3日 休
4日 休
5日 トランプ来日
6日 トランプ
7日 トランプ
8日 閉会

なんじゃこりゃ
(ひとさまのtweetより)

えっ? 「国難突破だ」と言って衆院を解散しておきながら、(国難突破へ向けた)所信表明もしないのかって?

だから、それはもう、選挙が終わったんだから、こちらの好き勝手でやらせてもらうと言ってるじゃないですか

(何を今さら、文句言ってんですか…)


だから、特別国会を開いても、野党の発言機会を設けるつもりはないんです

(首相の所信表明をやっちゃうと、野党の代表質問ってやつがセットになってしまうから、イヤなんですよ)

えっ? 「丁寧な説明」はいつやるのかって?

だからそれは「今までも」十分にやってきたじゃないですか

(なんなら、「安部内閣の説明は丁寧だった」と閣議決定でもしましょうか?)


…と言っても、さすがにそれでは収まらない…とは思うので

衆参で各1日ずつだけ、「閉会中審査」ってもんをするつもりではいるんですよ

(これは、わが党わが内閣からの「出血大サービス」ですよ)


でも、わが党わが内閣は、一方的なサービスはいたしません

(世の中、そんなに甘くないからね…)

ついては、与野党の質問時間の配分を従来の「与党2:野党8」から

議席に応じた配分にしようと思ってるんです

(これだと、「与党7:野党3」になるのよね…)


えっ? そんなのムチャクチャだって?

隠れ与党の希望や維新も野党に含めて3割しか質問時間がなかったら

真の野党の質問時間はほとんどなくなるじゃないかって?


いや、だから、それが目的でこういうことを言い出してるわけだから

それをムチャクチャだといわれても、わが党としては、どうしようもないんです

なんせ、現在のわが党は、「でんでん総裁を守り抜く」を至上命題にしてるところ、

でんでん総裁が「真の野党からの質問」に答えるのがイヤだって言ってるから

なんとかしないと収まらないんですよ

(だから、これは理屈じゃないんです…)


それにしても、わが党のでんでん総裁という個人を守るために

(実質的に)国会を開かない…とか

国会を開いても野党の質問を(実質的に)制限する…なんてのは

(まだ憲法には載せてない)「緊急事態条項」が発動されたような運びになってるんだけど

もともと「緊急事態条項」なんてものは「市民の安全を確保するため」の仕組みじゃなくて

「わが党わが内閣の安全を守るため」の仕組みだから、まぁ、予行演習はこんな感じでいいかな…

任侠「維新組」と名乗ればええのに…

現在、先の衆院選挙で芳しい結果がえられなかった日本維新の会内部で対立抗争が勃発してる…というのは

みなさんも、ご存知かと思います

ここで「対立抗争」といえば、それはヤクザ屋さんが定期的に起こすもん…なんですけども

なぜに、政党である日本維新の会が対立抗争を起こしてるのか、不思議に感じてたら

そんなの当然の成り行きじゃん…というネタがあったので紹介しておきます↓

維新の会の創設者である橋下徹氏いわく、「大阪維新の会のコアメンバーの結束は任侠モノ」だそうですので

内部で対立抗争が勃発するのも当然か…と、ぼくは徹くんの言うてることに妙に納得しております

(僕が徹くんの言うことに納得するのは、超珍しいことなんだけどね…)


で、徹くんはそれ(=結束が任侠モノであること)を「誇らしいこと」だと考えてはるとしか思えないんだけど

それだったら、最初から「大阪維新の会」とか「日本維新の会」なんていう紛らわしい名前をつけずに

「任侠維新組」と名乗って活動すりゃ、それこそ、もっと「任侠者」が集まってきたんじゃないか…と思うし

僕たちだって維新を「政党」だと錯覚することもなかったのに…と思います

(あの人たちって、どうも、物事を正確に表現する気持ちが希薄だから困るのよね…)



ただ、維新には「任侠者」気取りの人間がちゃんといてて

これまた、外部で対立している者たちを「ボコボコに…」と、かなり勇ましいこと…を通り越して

正真正銘のヤクザみたいな物言いをしてはります…↓

ちなみに、このヤクザ者がボコボコにする…と息巻いている相手方の顔ぶれを見ると

「玉木」とは、民進党から希望の党に移って当選した「反共右翼議員」で

「辻元」とは、民進党から立憲民主に移って当選した「右でも左でもない前へ」の人で

「山尾」とは、民進党を離党したけど、もうじき立憲民主に入る予定の人…ということで

この人(=任侠維新組の足立)の主敵はなぜか、「自民党以外の政党」ばっかり…


維新は自称「(責任)野党」ということになってるので、

政治上の主敵は「与党」にならんとおかしいと思うのに

なんで、この人が自民党を「ボコボコに…」してくれないのか、

僕は不思議で仕方がないところですが、それはきっと、この人たちが「与党心理」でいるからでありましょう

…ということは、このtweetを見てもわかります↓

自称「野党」に属する人が、野党の質問時間の削減に反対しない…というのは

どない考えても理解不能…であります

つまり、この人は、「野党に不利なこと=与党自民に有利なこと」を歓迎する…という、

明らかに与党自民党心理で物事を考えているのであり

彼ら自称「責任野党」の正体が「与党応援隊」でしかないことを証明しております

(彼らが大阪で自民とケンカしてるからって、勘違いしたらダメよ…)


それにしても、この与党応援隊のヤクザ議員が真の野党たる立憲民主を目の敵にしてるのはわかるんだけど

希望といえば、「三都物語」の連携相手…であり、候補のすみ分けまでした間柄…なのに

希望への風がやんで希望との連携が裏目に出たことを逆恨みしててなのか

もはや、希望さえ敵…に映ってるようであります

だから、小池ゆり子まで攻撃する…↓

(それにしても、「土手っ腹に思いっきり蹴りを入れた」とは、こいつ、ホンマにヤクザちゃうんか?)


…と、ここまで読んで、もう、かなりお腹がいっぱいになって気分が悪くなってる人がいてはると思うので

もう、こんなヤクザ者やこんなヤツを抱えてる政党(…というか、任侠団体)のことは

これから「問題外」ということでええと思うくらいなんですけども

任侠維新組所属の国会議員であるこの人は、こんなことも言ってます↓

思えば、森友学園による小学校新設は、従来の基準で言えば申請不可能だった…のを

橋下-松井ラインで規制緩和した結果、生じた「事件」であり

それ以前から、維新は所属議員に森友学園の幼稚園を視察するように指示を出していた…ことといい

維新と森友は切っても切れない間柄…であったわけです

さらに、つい最近、会計検査院の検査によって「最大6億円の過大値引き」の可能性が指摘されたばっかり…

というタイミングで「引きずる価値なし」とのたまうのは

あまりにも「わかりやすい自白」…としか受け取れないのでありまして

「森友事件」に関して言えば、「自民ルート」(≒昭恵ルート)のほかに

「維新ルート」がある…と考えて間違いはないと思っております


ちなみに、このヤクザ議員が自分の党の質問時間も短くなる「野党の質問時間削減」に賛成してるのは

もし自分が質問に立ったとしても、こんなことしか言えないから…だと、自分でわかってるのかもしれません↓

(これ、政府に対する質問の際に、野党を誹謗中傷してるのよ…)



日本維新の会(あるいは大阪維新の会)に一票を投じる…ということは

こういう「一般社会では到底通用しない振る舞いをするヤクザ者」に

国会議員のバッジをつけさせて税金で歳費をあげる…ことにつながるんです


みなさん、これは「政治信条以前の問題」やないですか

そして、このようなヤクザ者を公認し、比例復活させて国会に送り込んでくる維新の会もまた

ヤクザ組織のような団体であり(→そやかて、創業者の徹くんがそない言うとるがな…)

かかる「政党以前のヤクザな組織」(≒コアメンバーが任侠モノでつながる団体)は

政治信条以前の問題として、政治の世界から退場してもらうしかない…と思いませんか?





※選挙で芳しい結果を出せなかった政党で「執行部責任論」が出てくるのは、ごくごく自然な話です

だから、日本維新の会の国会議員が「代表選挙を求めたこと」は、なんら非難されることはないはず…

にもかかわらず、橋下は「言葉遣い」を口実に、この議員への人格攻撃から始まって、

とうとう、この議員に一票を投じてくれた(…ということは日本維新の会に投票してくれた)支持者まで

攻撃し始める…という醜態を演じておりまして、

「悪党どもの仲間割れ」ほど、見ていて愉快なものはありません…

(徹くんは「日本維新の会は消滅の道」へ…とだけ言うてはるんですけど
 コアメンバー(の結束)が任侠モノ…なんていう「大阪維新の会」もまた
 消滅の道を辿るのが世のため、人のため…という話でありましょう)

あなたは「強さ」に憧れますか?

”自分の「弱さ」をナントカカントカ”…なんていう言葉をよく見聞することがあります

で、その「ナントカカントカ」のなかには、

「見つめなおす」とか「克服する」…なんて文言が入ってくるんですけど

こういう表現が幅をきかせてるのは、「弱さ」がよくないもの…という前提に立ってるからだと思うんです


そんなこと当たり前やん、「弱い」より「強い」方がええに決まってる…

そない思ってはる人がきっと多いことでしょう


ここで、少し話は飛んで、僕と「弱さ」の話をしてみると

ぼくは子供のころから「気が弱い」「ケンカが弱い」…ときて、最近はそこに「体が弱い」が加わって、

いや、それだけやなかった、昔から「意志も弱かった」…と、もう、人生、「弱い」のオンパレードであります


ほな、そんな「弱さ」ばっかりの僕が「強さ」に憧れてたのか…

(≒「強さ」があったらええな…と思ってたのか)と言えば、実はその通りでして

子供の頃から「気が弱くて」「ケンカが弱かった」僕は

もう少し気が強くてケンカも強かったら、

同級生や上級生から絡まれたらどないしよ…と毎日ビクビクすることもないのにな…

なんてことを考えてたわけです


そんでも、もし僕が子供の頃から「気が強くて」「ケンカも強い」少年だった…としたら

もしかして「いじめっ子」になったかも知れないし、あちこちでケンカをしまくってかも知れない…

ということを考えると、「気が強くてケンカが強い」ことが、

いいことばっかりとは言えないよな…と思うんです

(だいたい、「子供の頃の腕力」なんてもんは、あんまり「よいこと」には使わないもんなので…)


ましてや、ケンカが大目に見てもらえる子供時代ならともなく

大人になって「気が強くてケンカが強い」ことが、何かの足しになるのか…といえば

そらまぁ、ヤクザ屋さんの世界では、そういう人は出世していくんでしょうけども

一般社会で「気が強くてケンカが強い」からといっても

実際には、それが、どないかしましたか?…という話です

(そやかて、ケンカが強いからといって、大人になってもケンカばっかりしてたら、
 警察のお世話になるしかないので…)


とすると、「気の強さ」とか「ケンカの強さ」なんてもんは

実際には、あんまり必要じゃない…というか、

特に大人になってからはそういうもんは特に必要でない(≒なくても困らない)ということがいえるわけです


とはいうものの、この世にある「強さ」というもんは、

なにも「気の強さ」や「腕力」だけやない…

ほな、他にどんな強さがあるのか…といえば、それは「社会的地位からくる強さ」なんかがあると思うんです

たとえば、会社の社長さんは従業員よりも「強い立場」にあるところ、

そういう「社会的に強い立場」に立ちたいな…という気持ちは、誰でもある…

(僕だってある…)


でも、誰もが社長さんになれるわけではなく、

ほとんどの人はそういう「社会的に強い立場」を手に入れられないので

やっぱり、社会的には「弱い立場」のまんま…ということになります

でも、自分が「弱い立場」のまんまであることは、あんまり愉快なことではない…ので

なんでもええから「強い立場」が得られないか…と探したくなるのも人情ではある…と思うんです


この点、社長さんは無理でも、今の世の中、民主主義で、

民主主義といえば、多数派が主導権を握れる制度だから、

自分が(政治的)多数派に属するならば、民主主義下の(政治的に)「強い立場」を得られるな…と

考えることもできる…(だって、政治的多数派は自分の政治信条を実現できる「強い立場」にありますので…)


でも、それが「自分の政治信条がたまたま多数派になった結果」得られた(政治的)「強い立場」であったなら

それはよかったね…という話になるとは思うんですけど

どうも最近、「自分の政治信条はおいといて」、とにかく、政治的多数派に自分を置くことで

「強い立場」を手に入れたい…と考えてる人が少なくないんじゃないか…なんてことを

ぼくは、このtweetを読んで考えたのであります↓


…と、ここで、保存しておいたひとさまのtweetを紹介する手はずだった…のに

どこに保存してたのか、見つからへんがな…

・・・・・・

ちょっと待ってね…(って、なんやねん、それ…)

・・・・・・(まだ、見つかれへん…)

・・・・・・

…と、ホントになんぼ探しても見つからないので、しょーがないから、なんとか話を続けると

確か、そのtweetには

「自分は弱い」と自覚している人ほど、何でもいいから「マジョリティ」に属することで
「強者の立場に立ちたい」と思ってしまうんじゃないか…

という趣旨のことが書いてあったはず…で

ぼくはその指摘に、なるほどな…と思って、このエントリーを書いたんです


で、結局、何か言いたいのか…と申しますと

個人はほとんどの場合、「弱い」立場にあるところ

それが愉快でない(…あるいは、不安だから)と言って、自分の信条を脇においといて、

ただただ「多数派」に属することで「強い立場」に立ったとしても

それで得られるものは何か…を考えてみると、それは「自分をなくすこと」で得られる「虚構の安心感」でしかなく

かつ、その「強い立場」もまた、

「真に強い立場にある者」からいつ奪われるかも知れない極めて脆弱な立場でしかない…

ということは、「モリトモ学園の元理事長夫妻の現在の姿」を見ればわかろうというものです

(あの人たち、もともとは、めっちゃ「強い立場」だったはずなのよ…)


なので、そんな「儚い強さ」にしがみついてもしゃーないやん…

人間、みんなそれぞれに「弱い」んやし、実際、「強い人」(強く見える人)にはロクな人がいない…

なんてことを考えると、「強さ」に憧れる必要もないんちゃうの?…と

ぼくは思うのでありました





※紹介しようと思ってたtweetは見失ったので、かわりに別のtweetを紹介します…

黒人男性が白人至上主義者をハグしながら「なんで僕を嫌いなのか?」と聞き続けたら衝撃的な回答が返ってきた https://rocketnews24.com/2017/10/25/972377/
「『なんで僕のことが嫌いなんだ?』と質問。
するとファーニスさんはついに口を開き、こう返答したと伝えられている。
『分からない』」

これは是非、リンク先の記事を読んでほしいと思います…


ちなみに、「なんで黒人のことが嫌いなのか」と問われて、最後には「わからない」と答えた人は

「アメリカは白人(男性)のものなんだ」という攻撃的で「強い立場」に立っていることそれ自体が

目的であったのでしょう

(もちろん、アメリカにおいて白人至上主義はすでに政治的少数派ですが
 彼らは絶えず「非白人」を「攻撃」しているので、見た目だけは「強い立場」にあると言えます)


これと同じように、「自分は弱い」と自覚し、それを「ダメなこと」「克服すべきこと」だと考えた人が

絶えず他者を攻撃している「強そうな組織・集団」に組することで

「架空の強い立場」を得て精神の平穏を得る…というようなこともあるんじゃないかと、

ぼくは強く疑うことろです