2017年03月

本日の一枚の写真…やっぱり「お笑い万博」やんけ…

吉本興業所属の漫才コンビであるダウンタウンが「2025 日本万国博覧会誘致委員会」のアンバサダーに就任…

って、やっぱり、「大阪カジノ(付き)万博」は「お笑い万博」やったんやな…

(それにしても、この写真の中で居並ぶ面々を見てると、余りも…余りにもアレで正視でけへんな…)


ちなみに、「お笑い万博」というのは、

・何のビジョンもないのに万博を招致するのは「お笑い」である…
(そやかて、誘致を決定してからテーマを考える…なんてのは本末転倒やんけ!)

・カジノ誘致の口実として万博開催を画策するなんて「お笑い」である…

・今さら万博で景気浮揚…なんて考えるのは時代錯誤の「お笑い」である…

・何の成果もない大阪維新の会の愚政を上塗りする目的の万博など「お笑い」である…

・関西でのイベントだから吉本の芸人を前面に出せばなんとかなる…と考えてる時点で「お笑い」である…

…等々の意味を含んだ言葉です




※余談で

アンバサダーっていったいどういう意味やねん…と思って調べてみたら、英語で「大使」の意味やったんですね

(あの「マグマ大使」って言う場合の「大使」ね…なんて説明では誤解されると思うので、ちゃんと説明すると
 もともとは外交官としての役職・地位としての「大使」という意味だったのが、それが転用されて
 最近では、「広報の役割を担う人」という意味でも使われてるみたいね)

…なんて労力をかけさせないで、最初から日本語で「大使」って言うたらアカンのか…

ってなこと言うてるボクは「言語的愛国者」なのか?…と一瞬自問するんやけど

こんなん、端的に「一般化してないカタカナ語」を注釈もなしに使うなよ…という話だと思います

ネットのデマを記事にする新聞と、それを元に国会で答弁する首相のいる国…

「森友ゲート事件」の証人喚問の後、これは形勢不利…と見た自民党は

あの理事長夫人とアッキーとの私信を勝手に(一部)公開し、

理事長夫人のメールに含まれていた民進党の「辻元議員デマ」を国会の場に持ち出して「反撃」した(…それも首相が)

…という、悲しいというか、恥ずかしいというか、アホかオマエは!という「事件」がありました↓

斎藤「籠池さんは証人喚問で100万円を受け取ったと言ってる。現金の授受を否定される根拠は何か」 総理「同じことが御党の辻元さんとも起こってるじゃないですか。辻元議員にメールの中で書かれていたことが産経新聞に出てましたね。こを否定しているがこれも証明しないといけないことになる」



(↑ひとさまのtweetより)

ここで、このでんでん君の「反撃」に「そうだ! そうだ!」と反応した人がいるかも知れない…と書きつつ

そんなヤツ、いてるんか…と、ぼくは思てますねんけど

おったやん、そんなヤツ…というのがこれ↓

フジ産経の辻元デマに踊らされていた愚者のリスト なんでフジ産経のネタに飛びついちゃうの?バカなの?それほど必死なの?


(↑ひとさまのtweetより)

しかし、これらの人々をあげるまでもなく、でんでん君自身が…ってことは、首相がこのデマに乗った…というんだから

もう、これはなんて言うたらええんやろか…(誰か、教えて)


ちなみに、偽証罪というプレッシャーのなかで行われた証言とネットデマとではまったく次元の違う話だし

辻元清美代議士の森友学園をめぐる「疑惑」なるものついて、籠池夫人が「伝聞の話」と述べたり、工作員と勝手に扱われた作業員の方が当事者として直接否定されたことでデマだということが概ね確定した模様。本当にくだらない。辻元代議士は流布した人間を片っ端から名誉毀損で訴えるべきだ。
(↑ひとさまのtweetより)

このネタはすでに、あの理事長が「(ネットの)伝聞」だと答え、かつ、

当事者(=作業員の方)もその提示事実を否定してはるのでデマ確定なんですけど

事実の確認もしないまま、このデマを産経が拾い…↓

民進・辻元清美氏に新たな「3つの疑惑」 民進党「拡散やめて」メディアに忖度要求 http://www.sankei.com/politics/news/170328/plt1703280002-n3.html「国庫補助金は、リーマン・ショックの経済対策目的などで、麻生太郎内閣が平成21年度補正予算で決めたもの」を疑惑にすんの、産経は本格的に…狂ってきたな
(↑ひとさまのtweetより)

(それにしてもメディアに「忖度要求」って、なんちゅう日本語やねん…と言いたいとこやけど、
 そんな日本語(表現)ないやろ…)


そして、でんでん君が拾い、さらには、維新の足立が拾う…↓

3月25日 銀座4丁目 街頭演説にて
足立議員 「森友学園問題は、辻元清美のやらせだったんです!」
聴衆の声 「え〜〜〜まじ〜〜!」
足立議員 「辻元清美を大阪から追い出します!」
      「大阪から追い出されて東京に来られても困るんですけどね!」
オチも完璧!
(↑ひとさまのtweetより)

(維新の会はコイツを野放しにしてる時点で「公党としての資格はない」やろ…)


つまり、我が国の首相であるでんでん君は…

辻元デマでネトウヨと一緒になってワーワー騒いでる政治家って、安倍・松井・足立の他に誰かいるの? しかし自民党議員ですらほとんど取り合わないデマ情報に、狂喜しながら飛びついてるたった数人の中に、総理大臣が混じってるというこの国の悲劇……

あの足立くんとおんなじレベルで考え、行動し、しゃべってはるのでありまして

これは悲劇と言うべきか喜劇と言うべきか、迷うところであります

「銃剣道」って何やねん、それ…

う〜ん、これって「虚構新聞ネタ」ではないのか…と何度も疑ったんやけど…↓

銃剣道が国体毎年実施に昇格、ボクシングが降格(日刊スポーツ:2017年3月8日19時9分)

 日本体協は8日の理事会で、2023年から4年間の国体の実施競技を決め、銃剣道が隔年実施から毎年行われる競技に昇格した。

 22年大会まで毎年実施されるボクシングが降格し、クレー射撃とともに隔年実施となった。競技ごとに、ジュニア世代の充実や競技団体のガバナンスなど6項目を点数化し、その合計点に基づいて決めた。

銃剣道って、アンタ、そんなアホな…

と言いたいトコやけど、この記事をよく読むと

「銃剣道が隔年実施から毎年行われる競技に昇格」って書いてあるから

もしかして、今でも銃剣道は国体で隔年実施されてんのか!?

(え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ! オレ、知らんかったで、そんなコト…)


それにしても、「国体で銃剣道が…」という字面をなぞるだけでも「戦前感丸出し」…

で、オリンピック種目であるボクシングをさしおいて銃剣道を格上げする…やなんて

これが2020オリンピック開催を控えてる国が決めることなんか?


これはなんというか、スポーツ国粋主義…と言うたらええのか、

それを遥かに超えたスポーツ戦前回帰主義…と言うたらええのか…と書きつつ

銃剣道はスポーツではなくて、それは端的に「人を殺すための武道」やんけ…


これは何かの間違いや

きっとそうや

これは虚構新聞ネタや

あるいは誰かが日刊スポーツのHPに似た画面つくって趣味の悪いイタズラしたんや

ぼくはそない思い込みたいねんけど、そうは問屋が卸さない…というか、

そこまで日本国は甘くはなかったのでありました…

(ネットで調べて見たら、ホンマに銃剣道が既に国体の隔年実施競技になっとるやん…
 →『国民体育大会における実施競技について - 日本体育協会』)

もう、「ほぼ確定した話」なんだと思う

アッキーが塚本幼稚園で寄付を渡したのであれば

「確かに、妻は寄付を渡しましたが、私(=でんでん君)は知りませんでした(≒妻が勝手に渡しました)」…と

苦しい言い訳でもすりゃいいものを(…と言いつつ、それでもアウトやと思うけどね)

「妻は寄付なんか渡してない、あの理事長はウソをついてる!」…と国会で大見得切るから、

またもや、困ってはるでんでん君…

(あの人、その他にも、求められてもしないのに、「私や妻、事務所は一切関わっていない。
 もし関わっていれば首相も国会議員も辞める」って言うたりするし、自分で自分を追い込むのが好きみたいね…)


そんでもさ、あの理事長の娘さんは、首相から寄付をもらったときの興奮を語ってはるよ…↓

ここまで証言されても「百万円の寄附はしていない」と言い張るのでしょうか?国会の証人喚問で偽証すれば有罪になるリスクをおかしてまで発言するとは思えません。 日本の司法は体制側に取り込まれており、このような疑惑には近づかないでしょう。


(↑ひとさまのtweetより)

さらに、アッキーはその著書のなかで「寄付をするときは、必ずしかるべき人に直接、手渡さなければならない」…

と書いてて、それはあの理事長の証言と合致してる

(→『安倍昭恵夫人が自著で明かした寄付の心得「直接手渡す』:日刊ゲンダイ 2017年3月29日)


まぁ、これは「偽証罪というプレッシャーがあるなかでの証言」と

「自分で書いたのかどうかもわからんネット上の寄付金否定の書き込み」とを比べて

どっちの信憑性が高いと判断するのか…という話なので、最初から答えは出てると思うけど、

これを強引に否定しようとするからさらなる墓穴を掘ることになってるんやないのかな、でんでん君(とその夫人)…

あんぱんマンは日本のヒーローだったのにな…

ひとさまのtweetから…

道徳の教科書。パン屋が和菓子屋に、に驚いたわけだけど、検定基準の22項目の中に人権についての規定がないということに再び驚いてる。「個人の権利は教えない。差別問題にもふれない。全体に従順で主張しない子を求めている印象だ」と斎藤美奈子さん(29日東京新聞)

そうだよね、「道徳」を語りながら、「人権」を素通りするなんておかしいよね…

(そやかて、人権は「個人を守る最も大切な概念」で、互いの人権を守る…ということが一番大事やのに
 そこをすっとばしてなんの「道徳」が語れんねん…)


そして、ご存じの通り、道徳の教科書においては「パン屋より和菓子屋が望ましい」…とか

「公園のアスレチックより和楽器が望ましい」…なんていう、

およそ理解不能な検定意見までついたのでありますが

この検定意見でぼくもすぐに思い浮かべたあのヒーローのこと…

それは「あんぱんマン」…


「パン屋さんじゃダメだ、和菓子屋さんがいい」…なんてことなら

あんぱんマンの顔は誰が焼いてくれるんだ…というか、

あんぱんマン自体が出現する余地がないではないか…

なんてことを真剣に心配したボクは、やっぱり、「大人げないヤツ」ということでええかも知れへん…

と言いつつ、ちょっとだけ自己弁護すると、

あんぱんマンのことを考えたのはぼくだけちゃうで、斎藤さんもやし、この人もやで…↓

アンパンマン「バタ子さん……今日の僕の顔、なんだかおかしいよ……まるでアンパンじゃないみたい……」
バタ子「何を言ってるの……あなたはアンパンマンなんかじゃない……
     国と郷土を愛する者、まんじゅう男なのよ……」
食紅おじさん「バタ子や……お前も今日から粉末黒砂糖子なのじゃよ……」
(↑ひとさまのtweetより)

(↑「食紅おじさん」とは「ジャムおじさん」の和製名称ですな…)


でも、考えてみれば、ぼくらのヒーロー「まんじゅう男」…ってのも、悪くはないな…と思うけど

それは「あんぱんマン」も悪くはないな…と思うのとおんなじコトでありまして

「あんぱんマン」より「まんじゅう男」が望ましい…なんていうのがギャグなんですよね

(もしかして、文科省は道徳(の教科書)をギャグの材料にしたいのかな…?)