大阪市長の橋下徹くん、大阪市解体を訴える街頭演説では、東京メトロの路線図を示しながら
「もうすごいですよね。便利ですよ。人も来ますよ。企業も来ますよ、そりゃ」
…と、例の漫談のような身振り手振りと表情で、熱弁を振るってはります
しかしながら、東京に「人が集まって、企業も集まってくる」のは
東京が「首都」だから…でありまして、東京「都」という「名称」が人と企業を呼び寄せるわけではございません
(そんなコト、小学校高学年になったら、理解できる話やと思います)
それなのに、徹くんは大阪市を解体して、東京都のように「特別区」なるもんをつくり
形だけ東京のマネをし(将来的に「大阪都」と名称変更をし)たら、
大阪が東京みたいになる…と、子どもでも騙せないようなウソを平気でついてはりますねん
子どもではない大人のみなさん…というか、大阪市の有権者のみなさん
大阪府に特別区をつくって、名称を「大阪都」にしたとしても
大阪が東京みたいになる…というのは「絵に描いた餅」どころの話じゃありません
(→こんなん、最初から「ない話」です)
大阪市民のみなさんは、多分、「大阪が好き」な方が多いと思います
そして、その「大阪が好き」という気持ちから「東京への対抗心」を抱いてはる方もたくさんいてはると思います
そんな人にとって、徹くんの説く「大阪都バラ色物語」(=大阪都になれば東京都みたいになれるというおとぎ話)は
誠に魅力的な話に聞こえるかも知れませんが、これは「おとぎ話」…というか、端的に「ペテン」なので
どうか、大人の判断力をもって、橋下徹の説く「大阪都構想」なる「単に大阪市だけ解体する構想」のウソを見抜いて
我が街大阪市を解体することには反対して、大阪の自治を守って頂くようお願い申し上げます…